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過量服薬だという、呆気ない孤独の終焉
 偶然にまで愛されて貴方は闇に帰りゆく

吐きそうな喧騒でも今は一人で歩けそう
 他人という障害物が温度を無くした隙に

過量服薬だという、味気ない夢幻の終極
 真赤な水を飲干して貴方は闇を謳歌する

吐きそうな後悔なら今は一人で持余そう
 他人という障害物が夜叉の面になる前に