2019-01-05 冥々情死 何も手向けぬ三途の畔 まして無粋を働く対の 水先に余薫のあるかは 誰そ彼 夢寐にも忘れぬ 藻抜け 首を回らす甲を 妨ぐ囂しい 彼は誰 自刃せし勇まし 雲隠り 甘露を啜ふ乙の 営む恭しい 同衾の絆し