t

御茶ノ水哀歌

北欧の洋楽を弾いている  余りに近すぎて
 普段見せない表情   歪曲させすぎた調べ
 知らない街の香も 揺らぐ素性に怯える日々
 音色の差異も認めぬまま 見つめるその先に
 転調させすぎた季節   素面と興奮の狭間
 余りに遠すぎて  並行の関係を望んでいる