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現在

私達は生きている
 発展途上の群生で 不可逆性な気分 欺瞞蔓延る自分
 開発途中の密林で 二次性徴な詩集 散文詩模す自称

本能に絡む煩悩を舌の先まで網羅して
 猫も杓子も完熟し半液体状になる芳醇
 交す言葉は過冷却ただ沈黙を愛撫して
 しとどになる旬と惚れた腫れた秋の空

雌雄同体の亡国で 壁に彫った肖像 欲に濡れた正常
 慇懃無礼な関係で 右に掛かる比重 過去に倣う遅筆
 私達は生きていた