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ブルースクリーン

事務的な行動
 期待へと先行
 山積みの煙筒
 深淵まで順応

肉付きの良い腕に
 抱締められ助手席
 暗渠のような相貌
 焼付いて型落ちの

真夜中の林道
 夢幻への潜行
 衣擦れの騒音
 形骸なら巡行

生温い汗と呼吸が
 纏わり憑く青画面
 終の棲家の人造湖
 鉄が咲く楽園へと

産廃業者の憂鬱が
 驟雨となり濯ぐ迄
 基板の深く眠ろう
 彼の幻を訪ねよう